スッキリとした甘さへ クロレラゼリー改良編2

2016.11.7

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こんにちは石田です。

8月に「クロレラゼリー」の改良第一弾として、舌触りの改善について紹介しましたが、今回は第二弾を紹介したいと思います。

改良第一弾「舌触りをより滑らかに クロレラゼリー改良編」 
   

実は、今年の9月頃よりクロレラゼリーに使用している甘味料が変更となりました。

これまでのクロレラゼリーには一般的に販売されているゼリーと同様に甘味料として砂糖を使用していました。砂糖を使用しているゼリーはしっかりとした甘さがあっておいしいのですが、お客様からは甘さをもう少し控えてほしいとのご意見がありました。

お菓子や清涼飲料水など様々なところで使用されている人工甘味料は、砂糖と同等の甘味にする場合、添加量を減らし、原材料コストやカロリーを抑えることは出来ますが、できれば使いたくない!
天然の甘味料といえば蜂蜜ということで試してみたものの、蜂蜜独特の風味が加わることで、かえって甘さがしつこくなってしまう結果に…

そこで、クロレラコーディアルに使用しているアガベシロップを試したところ、クロレラとの相性も良く、一番すっきりとした甘さになり、新しい甘味料はアガベシロップに決定しました。

新しい甘味料が決まったところで

甘味料が決まった所でいざ製造! と思いきや新たな障害が…

初めはゼリーといえば寒天のような原料を入れてただ固めるだけと思っていましたが、
蓋を開けてみるとそう簡単なものではありませんでした。
砂糖からアガベシロップへと変更することで原料全体の性質が大きく変わってしまい、ゼリーとして固まらなくなってしまいました。結局、配合を一から見直すことに。

また、製造の現場では粉末の砂糖から粘度の高い液体であるアガベシロップに変更すると、
原料を均一に攪拌するには、ひと手間もふた手間も余計にかかってしまいます。

甘味料一つの変更が様々なところに影響が出るとは、改良の検討を始めた当初には思いもよらない事でしたが、無事にクロレラゼリーをリニューアルすることが出来ました。

今回、改めて商品改良の難しさを実感しましたが、今後も、より良い商品をお届けするために、お客様からのご意見に耳を傾けていければと思います。

この記事を書いた人

文豪(?)石田

生産管理を担当するメガネ男子。
文房具大好き!お気に入りはノック式万年筆。
走り書きのメモをぐしゃぐしゃにする所を頻繁に目撃され「文豪」根付く。

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