医食同源シンポジウム

2017.2.22

こんにちはmisoです。

開発者たる者、常に新しい刺激に触れておかないとということで脳みそにカツを入れる目的も含め、「医食同源シンポジウム」というものに参加してきました。

”医食同源と生物進化”というサブタイトルにも強く惹かれました。

講演のなかでも興味深かったのは「ゲノムからみた和食」という演題。

ポイントをかい摘んで紹介します。
あくまで私の理解ですので間違っていたらごめんなさい。

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食事をする際はできるだけ多くの種類の食材をとるようにといわれているが、

その際はできるだけゲノムの異なるもの、つまりは進化的に離れた種の食材を選ぶべき。

例えば、ブロッコリーやカリフラワー。

種は異なるが同じアブラナ科。

ビタミンやミネラルなどの含有量に多少の違いはあるが、

ゲノムはほとんど同じなので代謝産物全体といった視点でとらえるとほとんど一緒。

もっと離れた科のものを選んだ方が良い。

和食はゲノムの視点からみてもバラエティに富んでいる
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といった感じ。

食材を選ぶ際に、ゲノムまで意識したことはなかったので新鮮でしたね~。
また、いわゆる栄養素を飛び越えて”代謝産物全体で”という考えも興味深いですね。

(農研機構さんのHPに野菜の系統樹を図案化したものが載っています。ゲノムの離れたものを選ぶ際に参考にしてみてください。この図、とても分かりやすくていい図ですよ。)

https://www.naro.affrc.go.jp/vegetea/joho/vegkind/

ちなみに”ゲノム弁当”なるものまであるそうですよ。
“ゲノム弁当”って???ですよね。
興味がある方はWebで調べてみてください(シンポでも同じように言われました)。

では。

mizo

この記事を書いた人

miso

商品の開発や品質管理を担当。
猪突猛進いのしし年生まれ。最近の悩みは少し離さないと新聞や本の字が読みにくくなってきたこと。

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