竹森のおいしい農業 /田植え編

2016.6.6

田植え前の作業

どんな作業があるのか、みなさんはご存じですか?
たくさんの作業があるのですが、その中でも重要な下準備があります。小学生のときに社会の教科書にも載っていた【代かき】という作業を行います。簡単に説明しますと、「田んぼに水を入れた状態で土を砕き、掻き均し、水持ちを確保して田植えがし易い条件を作る」ことになります。当農園の田んぼは変形地が多いので、いそいそとハンドルを捌かなければいけません。勢いをつけすぎて親指を痛めつけちゃいました(笑)。
Take_02_01

いよいよ本番、田植え。

前回の記事の終わりでお話しておりました【田植え】が始まりました。
田んぼの形が入り組んでいる土地があるのですが、そこが厄介。代かきに続き絶妙なドライビングテクニックが要求される作業となります(笑)。真っ直ぐ植えるだけでも、集中しないと知らぬ間に蛇行してしまいます。さらにただ単に植えるだけではなく収穫時の刈り取り作業まで考えて、どの角度で植えつけていけば楽に刈り取れるか・・・。そこが毎年の課題です。

田植えの結果

まぁ~、大変でしたが、父に怒られることなく無事終了しました(笑)。変形地の田植えもイメージ通りに植えることができたので、収穫は無駄なく刈り取ることができそうです。私自身、田植え機に乗り始めてだいたい4年目となりますが、ようやく慣れてきたように思います。
Take_02_02

★竹森の田植え機ドライビングポイント★

◎真っ直ぐ植えるために。
進みたい方向を見つめて操作すること。人間は目線の先めがけて進んでいくので、進みたい方向に目線をやればよいとのことでした。(竹森サイドストーリー:車でサーキットを走っていたときにも同じことを言われました(笑)。)
◎方向修正する。
車と同様に急ハンドルをすると植え付けもずれてしまうので、ちょっとずつ回しながら元の位置にもどす。(竹森サイドストーリー:こちらも車でサーキットを走っていたときに同じことを言われました(笑)。)

田植え準備の合間に・・・。

土日や平日仕事を早々と終えて、コツコツと畑の準備をしております。植えてしまうと植物の生長は早いもので、早々に畑の段取りをしないと((ぐんぐん))大きくなっていきますよ。育ち盛りのこの時期は水分をいっぱい使いますので、水やり後すぐに蒸発させないように藁(ワラ)を敷いておきます。こりゃ大変とあわてて作業を行います。時間との勝負です。また収穫時期になったら、いろんな野菜の写真をアップしますよ♪
Take_02_03

忙しい合間にちょっと休憩。

田植えが終わったので、休憩がてらに愛車でドライブへ行きました。
今回の目的地は美術館。実は少し前に電車の広告で、とある展示会の紹介を見かけたので行ってきました。
恥ずかしながらこの年で未だにロボットが好きで、メカのデザインを生業としている方の絵画展があることを知り、早く行きたくて((そわそわ))していました。
子供の頃に見ていたロボットや、大人になってからDVDをレンタルして見たロボットまで。グッズもたくさん買っちゃいました(笑)。そんな束の間の休息を過ごした竹森でした。

この記事を書いた人

たけもり

品質管理をしながら農業について考えている30代間近の男。平日は会社員。土日は農業。白米とお酒が好き。

関連記事