竹森のおいしい農業 /竹森農園のご紹介

2016.7.4

夏採り野菜の準備

我が家の野菜は、ほとんど販売せず自宅で消費します。そのため1つの品目ではなく多品目栽培を行っております。今回はその一部をご紹介致します。

きゅうり

いい感じのサイズが収穫できるようになってきました。きゅうりの評価は悲しいことに、ギネスブックには「世界一カロリーの低い果実」として掲載されました。私の周囲からは「食べて得のない野菜」という生産者として非常に残念な言葉を頂戴しました。
得がないなんてとんでもない!確かに9割は水分ですが、だからこそ、これからの暑い時期に汗で失われがちな体内の水分や、塩分を補給するのに良いのです。また、夏の火照った時にきゅうりを食べると、身体を冷やしてくれる効果があると言われていますのでオススメです。もちろん食べ過ぎには注意ですよ。何事もほどほどに・・・。
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ズッキーニ

きゅうりの友達と間違えられがちですが、どちらかというとカボチャ寄りの野菜です。油との相性が良いのでオリーブオイルを引いて、ニンニクとベーコンでサッと炒めるだけでも今夜のおかずにバッチリ!また、ズッキーニの上にピザソースとチーズをのせるだけで子供さんのおやつにもいいですよ!(お父さんのお酒のアテにもオススメです♪)
ズッキーニはきゅうりほどの臭みはないので、子供さんにも食べやすい野菜だと思います。
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トマト

この写真を見ると、まだまだ完熟には程遠いですね。今のうちから鳥除けの準備をしています。昨年度は下の方にできた完熟トマトがほとんど鳥に突かれて、グロテスクな状態になっておりました・・・。今年はそんな腹立たしいことにならないように、鳥除けのテープを目一杯巻き付けて防ごうと躍起になっています。頑張るぞー。
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秋ごろ植えたタマネギの栽培結果

今年はどこもかしこも【べと病】にやられてしまい、全国の生産量2位の佐賀県で収穫量が激減しているというニュースがありました。一般の方はべと病ってなんなの?となりますよね。簡単に言えば、糸状菌(かび)の一種が病原菌になります。病状として、タマネギの葉の部分に斑点が見られるようになり、酷くなると病気になった葉の部分で枯死してしまいます。また、この病気に掛かると長期貯蔵できる品種でも、傷むのが早くなるそうです。辛い話ばかりで胸が痛みます。それは他人事ではなく、周囲の農家さんや当農園でも、べと病が蔓延しており、あまり良いタマネギはできていないだろうな~と思っていたのですが、結構出来の良いものが((ごろん))と収穫できました♪早速おいしく生で食べたり、カツ丼にしたりして毎日タマネギ生活をエンジョイしています♪
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タマネギの株間に植えたジャンボにんにくは・・・

こちらは写真のとおり大きくなっているものもあったのですが、一部花が咲いてしまい実が大きくならなかったものもありました。まぁ大きいのが出来ていたので良しとしましょう♪(笑)
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今年の農作業も注意。

今年は例年以上に暑くなるとのことなので、しっかりと水分補給をしておいしい新鮮な野菜をしっかり【適度】に食べようと思います♪
ここで一句、
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昨年度もこの時期に腸炎になったので、この一句を自分に言い聞かせることとします。

この記事を書いた人

たけもり

品質管理をしながら農業について考えている30代間近の男。平日は会社員。土日は農業。白米とお酒が好き。

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