竹森のおいしい農業/夏から秋の農業事情

2016.10.5

今年の夏は。

雨が全然降らなくて困りました。私の夏はほぼ毎日水やりで終わりました・・・・。予定していた作業がなかなか捗らず、今月もその作業をずるずると引きずっています。稲刈りやらの準備もあるのにトホホな状態です。そんな季節外れの夏野菜の写真がこちらです。
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1枚目はトマトです。あともう少しで完熟!
・・・・だったのですが、このあと野鳥の餌食となりました。鳥除けテープを目一杯巻き付けたのですが、このトマトは外から丸見えのところにできていたので、つつかれてしまったと竹森考察しました。残念無念また来年!あらたな対策をとることとします!
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お次はタイガーメロン!こちらはマクワウリとメロンの交配種でマクワのようなシャリっとした食感でありながら、メロンの甘味と香りを楽しむことができるマイナーな野菜です。
竹森の余談ですが、農学的にはメロンやスイカは野菜となります。しかし青果市場では果物と表示したりしますが、これはお客さん側の立場にたった表現となります。
悲しいことにこちらはアライグマの餌食となってしまいました・・・。農産物を無事につくるというのは難しいですね。

秋野菜のピーク

秋はナス科の野菜がおいしい季節ですね。みなさんは一番に思い浮かべる野菜はなんですか?
私はアレですね。アレですよアレ。
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そう、秋茄子は嫁に食わすな。この語源には諸説ありますが、私が聞いたのは、なすびはきゅうりに負けず劣らず水分の塊なので、食べ過ぎると体を冷やす性質があります。そのため、お嫁さんを気遣うという意味で使われたようです。悪い方の嫁いびりの意味はなんの根拠もない誤りのようです。突然のここで一句。
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どうしても食べたいときは、生姜など体を温める食材と一緒に食べてくださいね。

次にご紹介するのはピーマンです。今年は病害虫の被害が少なく、光沢のあるプリッとした実ができました。ピーマン嫌いな妹も食べるほど甘いんです♪
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とうがらしもいい具合にできていますよ!
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野菜にも花言葉が!?

まずはピーマンから!
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「海の恵み」

・・・・。

意味がわかりません。
栽培されていたのが、海の近くというわけでもないのになぁ。と思いました。
意味をご存知の方は教えてください!

気を取り直して、次はとうがらし!
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「旧友・嫉妬・雅味・生命力・悪夢がさめた・辛辣」
なんとなくスッと入ってくる言葉だと思います。特に「悪夢がさめた」は、悪夢を見ていたとしてもその辛さによって飛び起きてしまうということだと思います。
我が家では田んぼの畔(あぜ)に赤唐辛子を植え、猪除けとして収穫し庭先にくくりつけています!

秋の稲刈り、嵐の前の静けさ

今回はほんわかとした記事をお届けしました。秋のメーンイベントである稲刈りについては、10/26アップ予定の「自社商品試してみました」にてその模様を記事にします。そのときはどうぞよろしくお願いします。

この記事を書いた人

たけもり

品質管理をしながら農業について考えている30代間近の男。平日は会社員。土日は農業。白米とお酒が好き。

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