旅ドキ番外編:京都東山区・五条通と僕のナンテコトナイ休日散策

2016.5.19

京都の東山区から会社がある下京区五条通までのナンテコトナイ散策の旅するFood記番外編です。

「いつも」って退屈?

毎日通る通勤路の、木々の葉の色、空高く見える朝の月や流れる雲、すれ違うあの人や、帰り道の橙と群青の夕暮れ時、アカやオレンジの居酒屋などなど、そんな「いつも」に僕は心が揺れ動きます。

そして、非日常な旅でのコトバやどこかに続く道路や線路に空や海。そんな住んでいる人にはナンテコトナイ「いつも」にも何とも言えない気持ちが湧いてきて心が揺れ動く僕がいます。

そんなことを考えたときに、自分の目で見る「いつも」を、もっと大切にしたいなと思いました。そして僕の「いつも」の一つの会社へ向かう、旅ほどオオゲサじゃない、ナンテコトナイ休日の散策の記事を作りたいなと思いました。

僕の見た「いつも」が写真で伝わればいいなと思います。

ナンテコトナイ休日の散策ルートを紹介します。右上の地下鉄東山から中央下のサン・クロレラまでです。

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東山区と五条通のこと。

東山区は平安神宮、知恩院、八坂神社、高台寺、清水寺などの京都を代表する社寺だけでなく、近隣には動物園や美術館、春には桜が綺麗な蹴上インクラインがあります。祇園や繁華街の河原町も近いので京都散策の開始地点にオススメです。

そして、五条通は京都市内を東西に貫く主要な幹線道路で国道1号線の一部です。烏丸通と交差するところにサン・クロレラがあります。五条通周辺は様々な会社があるオフィス街で、サン・クロレラ前には京都市営地下鉄五条駅、周辺にはホテルや飲食店があります。地下鉄駅1つで京都駅や繁華街の四条に行くことができるので、サン・クロレラ周辺は宿泊先にオススメな場所です。

白川を通って円山公園へ

地下鉄東西線の東山駅への到着はまだ観光客も少ない9時前でした。白川は京都市営地下鉄東西線の東山駅「1番出口」のすぐ目の前です。白川沿いを三条通から東大路通まで左側の通りを歩くと、直ぐに喧騒の三条通から静かな白川沿いの柳の緑を楽しむことができます。

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散策すぐに、和菓子屋の餅寅さんが見えてきます。餅寅さんは代々明智光秀の塚を守ってきたそうで、桔梗紋入りの光秀饅頭がオススメです。味は「黒糖あずきあん」と「抹茶味噌あん」の2種類です。朝の忙しい時間にも関わらず、写真を撮るならと饅頭を小皿に乗せてくれました。おかみさんとの楽しい世間話もそこそこに、饅頭をかじり散策を続けます。

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なお、お店横の路地には明智光秀の塚もありますので機会があればお参りはいかがでしょうか。

ゆったり歩いて15分の白川散策も華頂道に架かる石橋が見えると終了です。

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ムクロジとねねの道

東大路通りから知恩院道へ入り円山公園に向かいます。知恩院道の途中には京都市指定天然記念物のムクロジがあります。果実は石鹸の代用、硬い種子は数珠として利用されていたようで、分布北限に近い京都で大きくなることは稀なようです。知恩院南門をくぐり円山公園を通りねねの道へ向かいます。円山公園には自動販売機やお手洗いがあるので休憩にオススメです。

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ねねの道は石畳と古風な町並みを散策することができる高台寺前の通りで、豊臣秀吉の正室北政所ねねが高台寺で余生を過ごしたことが名前の由来です。

僕が散策した時間帯は早かったためか観光客が少なく、イメージに近い京都の景色をゆったりと楽しめました。

ねねの道の途中にある石塀小路を散策し五条通へ向かいます。

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五条通までの散策も面白い

石掘小路を抜けるとそこは東大路通りです。そこから西へ向かうと祇園界隈。祇園をそのまま鴨川の方へ向かうと南座の前を通り河原町へ。そして、南に下ると松原通を通り清水寺です。

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他にも悪縁を切り、良縁を結ぶ安井金比羅宮や京都最古の禅寺で「京都五山」の第3位に位置づけられている建仁寺があります。東大路通りから五条通までの見所を、いつか紹介できればと思います。

カステラが美味しい和のカフェ

五条通に出ると西にあるサン・クロレラへ向かうだけ。その途中にいつかお昼にいきたいと考えていたお店「江久庵」があります。お店からサン・クロレラまで約10分。

江久庵は壁に並べられた多くの器から選んでコーヒーを飲めるサービスや、ランチ時間に毎日の日替わりパスタのメニューもある、ゆったりした時間を過ごすことができるお店です。オープンカフェもあるので天気が良い日は気持ちが良さそうです。

「だれか、お昼休みにパスタに行きませんか」と思わず誘ってしまうほど雰囲気が良いお店です。

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江久庵でぜひオススメしたい、デザートがあります。それは利休の幻のカステラを再現した「黄金の哲学」です。卵と蜂蜜のほんのりした甘さが楽しめます。散策でちょっと疲れた体に優しい味です。なお、保存料は一切使っていないそうです。

江久庵 京都店
ホームページ:http://www.kyoto-fourseason.co.jp/kokyuan

最後に。

いかがでしょうか。以上が僕の「いつも」です。いつもがツマラナイと感じているであれば、一度ナンテコトナイ休日散策をおススメします。

この記事を書いた人

フジシマ

健康ブログの編集や旅するFood記番外編をたまに書いています。クロレラの機能性を研究して約10年、まだまだ奥が深いです。

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