美味しく食べる”は食べ過ぎ防止の秘訣?

2016.10.3

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朝晩の風が肌寒くなってきて、見上げた空が昨日より少し高い。秋本番の到来です。秋といえば、味覚の季節。でも、油断は禁物です。食べ過ぎの後に待っているのは体重計の悲鳴と、いつの間にかきつくなっている洋服と…。

そう考えてダイエットをするのはちょっと待って。

要は美味しいものを食べ過ぎなければ、ダイエットの心配もないわけです。食べ過ぎ防止のポイントは、食のスタイルにあり。せっかくの秋の味覚を堪能するために、あなたの食べ方を一度見直してみませんか?

Point 1:昨日食べたご飯の盛り付け、覚えていますか?

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ご飯時にテレビに夢中になったり、ついスマホに手が伸びて…、なんていうことは、誰しも一度は覚えがあるはず。恥ずかしながら、私にもあります。でもこうした「ながら食べ」をしている時って、食べ物も見ているはずなのに、なぜだか色合いや味を覚えていることが少ないんですよね。

食事は歯や舌はもちろん、目や鼻、耳など五感で味わうもの。

口を動かしていても、意識が他に集中していると食事の満足度が大きく下がってしまい。食べ過ぎたり、間食に手が伸びたりすることが多いそう。実際にテレビやゲームの片手間に食事をすると、食事量が大きく増えてしまうという研究結果が、海外で報告されています。

Point 2 :昨日、「ご飯をしっかり噛んで食べた」記憶がありますか?

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2つ目に気をつけたいのは食事のスピード。忙しい社会人や家事に追われる主婦の皆さん、毎日時間を気にしながら食事をしていませんか?私たちが食事をして満腹を感じるまでには20分ほどかかります。

つまり、乱暴に言えば20分以内であれば、自分の許容量を超える食事でも食べてしまえるというわけ。加えて早食いをすると、咀嚼する数も少なくなるので、消化器官に負担がかかり太りやすくなるそう。

中には、会社や学校の休憩時間にスマホ片手に素早くご飯をかきこんじゃう、なんて食習慣を続けている方もいるのでは?

Point 3:お腹がいっぱいになることが「幸せ」になっていませんか?

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3つ目はストレス。「食べるの大好き!」「一番のストレス解消法」なんて人、身近にいませんか?ストレスを感じている時の高ぶった神経を落ち着かせるために、胃にものを入れるのは実は科学的には理にかなった方法。
でも、ストレスを大きく感じている時にお腹いっぱい食事をとると、食欲に歯止めが利かなくなってしまうんだそう…

しかも、ちょっとイライラしている時は一人で食事をしがち。気づけば、自分の抱えているイライラを、食べることでのみ解消しているなんて状態になっているかも。「美味しいものを食べて幸せ」ではなく「お腹いっぱいな感覚が幸せ」って感じていたら要注意です。

本当に大切なのは、美味しくて楽しい「ながら食べ」なんです。

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この秋から皆さん。まったく違う「ながら食べ」してみませんか?スマホは置いて、友達や家族と会話を楽しみ“ながら”、旬の味覚に舌鼓を打ち“ながら”、食事の盛り付けや味付けにこだわり“ながら”、ゆったりと時間をかけて食卓を囲んでみてください。

栄養バランスに優れた食事や適度な運動、ダイエットにはもちろん必要かもしれませんが、それ以上に「食べることを楽しむ」ことが、実は食べ過ぎを防いで健康な食生活を送る第一歩。

スマホやテレビから目をほかに移せば、食卓には秋景色、テーブルの向こうには笑顔がある。そんな素敵な“ながら食べ”、ぜひぜひ始めてくださいね。

文責:つむぐarticles 鷲巣謙介
編集:食品栄養科学博士 フジシマ

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