痛くなくなる魔法のことば

2016.2.26

不思議と痛みがとんでいく

みなさんは、この言葉に聞き覚えはありませんか?「イタイのイタイのとんでけ~~」
子供が痛がるとき「イタイのイタイのとんでいけ」と唱えてあげると子供のたいていの痛みは飛んでいく、魔法のことば。このおまじないには子供の気をそらせることと、保育者を信じる子供との信頼感という二つの効果で《痛みがとんでいく》ようです。実際ためしてみると、馴染みのない人が唱えても泣きやまず、バトンタッチしてママが唱えると泣き止むという興味深い結果となりました。

注射の痛いのは先生に

ある朝のこと、ととちゃんがマリモの予防接種を受けに小児科へ連れて行ってくれました。先生にチクンと注射を打たれマリモは大泣き!ととちゃんはマリモをなだめながら「イタイのイタイの先生にとんでけ~」と先生にパスをしたそうです。パスを受けて先生は名演技「おぉ、あいたたた、痛い、痛い! よし、マリモちゃんは大丈夫」そうして無事にマリモはピタリと泣き止みました。私には先生に飛ばすなんてできない、どんなテンションだったのかは不明ですが、ととちゃんも大健闘。我が家は共働きなのでパパも育児にずいぶん協力してくれます。
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イタイのイタイのおそらにとんでいけ~!

最近は自分の思うままにトコトコ歩けるようになってきたマリモですが、尻もち、スライディング等、しょっちゅうこけています。あんよ人生が始まって6か月。まだまだ練習中といったところ。
ある日のこと、保育園のお迎え帰りに園庭でマリモが歩いていたら、後ろから大きい組の園児たちがマリモを追い抜かして走っていきました。子供が走っているのをじぃっと見つめてマリモがソワソワしています。でも、まだ走れないので、気持ちだけが走ってしまいます。起き上がってはこけ、足がもつれて、こけて……あれ起きあがらない? ありゃりゃ、泣いちゃうかな? 
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その時です。ちいさな王子様が現れました。(推定4さい)

「だいじょうぶ?」(顔を覗き込んで)

(ぱんぱんぱん)←手やひざについた砂を払ってくれている。

「イタイのイタイの、おそらに、とんでけ~」
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ちいさな王子様の登場!

まるで、子役の寺田心くんのような男の子。(ご存じない方はご検索を!)若くして人の痛みに寄り添える優しいこころを持った園児くんにママまでうっとりした出来事でした。そうか、《痛い》はお空に飛ばすのね。そしたら誰も痛くならないもんね。高く飛ばして宇宙人に食べてもらおう。ちいさな王子様に教わったのでした。

それからというもの、マリモはちょっとでも何かにぶつかったら「たいの(イタイの)、たいの(イタイの)、ちょら(おそらに)、けー(とんでいけ)」と自分で自分を励ますようになりました。
この“おまじない”の有効期限を先輩パパママに聞いたところによると、4~5歳くらいまでは使えそう。そして、最近では全く使わない家庭もちらほら、おまじないも変化していくのですね。

大人社会でイタイのイタイの…….

昨日、職場でスタッフがキャビネットの角にぶつかって「いたっ」と言いました。うぃこは「いたいのいたいの….」と言いかけて、すっかり口癖になっていることに気付きました。子育てと大人社会との境が曖昧になることはイタイ…… 以後、気を付けます!
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イラストレータ: ツバキノ ユキ
編集:うぃこ

この記事を書いた人

うぃこ&なっち

2015年春に復職したワーキングマザーズ。エネルギッシュな子ども達との、おもしろおかしい(時々涙の)日々をご紹介します。

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