初めての・・・家出?!

2016.4.22

5歳児男子、難しいお年頃。

先日のこと。保育園で弟みっちゃんの帰り支度をする間ホールで待っていた兄たいちゃんでしたが、ほんの5分程度待っていただけなのにお漏らし→ 悔し泣き&激怒、で大暴れ。保育士さんになだめてもらうも全く効果無し。そうこうしているうちに降園時間を大幅に過ぎてしまったので、強制的に自転車に乗せて帰ろうとしたのですが、家に連れて帰る間中もずっと自転車で泣き喚くのです。
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先日5歳の誕生日を迎えたたいちゃん。親としてはもう5歳なのにまだお漏らしだなんて、文句の一つでも言ってやりたい気持ちが山々なのですが、こちらが何か言う前にこれほどまで泣き喚かれては叱る気力もなく、ただただなだめながら家路に着いたのです。ところが、家に着いても全く泣き止まず、自転車から降りようとしないたいちゃん。そこでみっちゃんと荷物を先に降ろして、部屋に荷物を置いてからもう一度たいちゃんを呼びに行こうとしたのですが、忽然とたいちゃんが居なくなっていたのです!
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え?!まさか・・・初めての家出???

荷物を置いて、玄関先に戻るまでの時間はほんの1~2分。まだそんなに遠くに行くはずがない、と家の周辺を捜しましたが、居ない。ついさっきまで泣きじゃくっていたのに、声すら聞こえない。まさか消えた?一瞬で誰かが車で連れ去った?パニックになってダンナに電話したところ、以前ダンナとお散歩中に激怒したたいちゃんが一人で近所のスーパーマーケットに入って行ったことがあるから、そこに居るかも、とのこと。スーパーまで捜しに行くも、たいちゃんの姿は無く、いよいよ警察に連絡か?!と思ったその時、保育園から着信が!!
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家出の行き先は・・・

てっきり降園時の激怒&激泣きのたいちゃんのことを心配して様子を聞きに電話してくれたのだと思ったら、なんとたいちゃんが保育園に一人で戻ってきたと言うのです!!!
家から保育園までは大人の足でも10分弱。車の通行量の多い道沿いで、信号を2回渡らなければいけません。あたりはもうすっかり夜で真っ暗なのに一人で戻っただなんて、想像しただけでゾッ!!としました。
捜し疲れて足はもうパンパンでしたが、急いでもう一度保育園に。着くとそこにはすっかり平常心を取り戻してニヤニヤ照れ笑いのたいちゃんが。「何やってるの!心配したよ!!」と怒りまくるはずが、もうなんだか気が抜けてしまって、「帰るよ・・・。晩御飯が遅くなってしまった・・・。」くらいしか言えませんでした。
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忍者の修行はまだ続く・・・。

帰り道。なぜ保育園に戻ったのかをたいちゃんに聞いたところ、自転車から1人で降りたときに少し転んで怪我をしてしまい、家にある薬を塗ろうと考えたけれどお母さんはお医者さんじゃないから怪我を治せない、保育園には看護師さんがいて、『魔法の薬』を持っているから塗ってもらおう、と思ったそう。保育園までの道のりは車が多くてうるさいから両耳に手を当てて、忍者のようにササササー、と人目を避けて保育園に走って行ったのだそう。
・・・・・・。
危なすぎるやろーーーーー!!!!!
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前回のお話でもお伝えしましたが、たいちゃんはこの一年、“忍者の修行”として園生活を過ごし、1人でできることも増えました。が、こんなところでも『忍者』になりきるとは・・・。1人で保育園に戻るのは怖かったけど、忍者になれば大丈夫、と思ったのだそうです。
『お母さんはお医者さんじゃない』というのも、普段から子どもが自分で怪我を予防しないといけない、という意味で「お母さんはお医者さんじゃないから治せないよ。怪我をしてからでは遅いんだよ。」と教えていたのですが、「お母さんは治せない」のところだけピックアップして理解していたのですね。
『魔法の薬』も、保育士さんに言われたのでしょう。大人からすれば「かわいい♪」と思える作り話も、子どもにとってはいたって真面目な話、本気で何でも治る薬だと思っていたのかも知れません。

子育ては親育て。親にとっても修行です。

降園時にすったもんだがあると、「あぁ・・・。また寝るのが遅くなる・・・。」と考えてしまい、せっかく一日の仕事が終わるというのに巻き込んでしまった保育士さん達にも申し訳なく、早くその場を去って家に帰ってから食べ物を与えて、たいちゃんの怒りが沈静化するのを待とうと判断したのですが、それが間違いでした。ああいう時は、本人が落ち着くまで保育園に残りひたすらなだめる。これしかないのだな・・・。と、大人の都合で「早く家に帰って、晩御飯を食べさせて、寝かしつけて、」と、いつも段取りしていることを深く反省した出来事でした。

奇しくもその日は週初めの月曜日。なんだかドッッッ・・・と疲れ、その週はボロボロになったなっちでした。

それにしても、子どもは本当に、大人には想像がつかないことをするのですね。
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イラストレーター: ツバキノ ユキ
編集: なっち

この記事を書いた人

うぃこ&なっち

2015年春に復職したワーキングマザーズ。エネルギッシュな子ども達との、おもしろおかしい(時々涙の)日々をご紹介します。

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