吹きガラスで世界に一つのお気に入りを

2015.8.21

吹きガラスの魅力

暑い夏、ガラス製品が優しく涼を運んでくれます。お客様へ出す茶碗やお料理を盛る器もガラスが似合う季節です。

さかのぼること紀元前
ガラスって「いつの時代からあるんだろう?」なんて考える事も無い程、身近な存在ですよね。なんとその歴史は紀元前。古代メソポタミアの時代から作られており、現在も使われている「吹きガラス」の製法が生まれたのはローマ帝国の時代。帝国の繁栄とともにガラスは東方へも伝わり、日本の古墳でローマのガラスが発掘されることもあるんです。 1

一点ものの特別感
吹きガラスの製品は一点ずつ手作りなので全て表情が違っていて、その中からお気に入りを見つけるのも楽しい時間です。そして作品に興味が湧くと、作り方を知りたくなり、更には自分で作ってみたくなる私。


吹きガラス体験やってみました。

そこでガラスを吹かせてくれるところ、調べてみました。ありました、割と近所に。

まずはイメージづくりから
見本を見ながら形や色、ヒビ、気泡などのデザインを描きます。夢がどんどん膨らみます♪チョイスしたカラーは『赤みがかったオーロラ』というネーミングのもの。このガラスを少し混ぜて目指すは淡い珊瑚色のグラデーション。乳白色のガラスは上に散らしてドットっぽく。形は抹茶を入れるための茶道具『茶入れ』に挑戦です。 2

息を吹き込みくふらませます
窯でガラスを熱したら、温度が下がらないうちに急いで吹きます。 3一方向に垂れないように常に回しながら。ドキドキです。

炎と自然素材と
一度吹いたらまた窯に戻し・吹き、を繰り替えして形を決めていきます。
何度も行うこの作業ですが、窯(溶解炉)の温度は1200℃!!とっても緊張します。 4 自然の原料に、炎と人間の技を合わせると、こんなことができるんですね。恐らく初めは偶然から、それに気づいて技術を確立した紀元前の職人さん、尊敬です。

割れないように ゆっくりと
形が整のったら、手早く徐冷炉と呼ばれる500℃の炉に入れます。 5 完成品をゆっくりと鑑賞したいところですが、温度が急に下がると割れの原因になるので一日かけてゆっくりと温度を下げていきます。


世界に一つのガラス作品

後日届いた作品がこちら。一緒に作った友人の作品と共にパシャリ。
どれも個性が光ります。 6

愛おしい一点もの
私が作った茶入れは、抹茶を入れて写真撮影。涼しげで夏場のお茶会で活躍しそう。手馴染みは出来上がるまで分からなくて不安でしたが、測ったかのようにピッタリ!ちょうど良いサイズに仕上がってました。 7

友人の花瓶にはお花を生けました。水を入れるとガラスの立体感が際立ち、息をのむ美しさ。可憐な野の花もよく映えます。 8


世界に一つだけの自分の作品は、愛しさもひとしおですね。大事に大事に使って行こう。

炎から生まれ、涼を運ぶ吹きガラス。
今回体験させていただいたのは、Glass Studio Aaty さん。
Glass Studio Aaty:http://www.h3.dion.ne.jp/~aaty/

貴重な経験、ありがとうございました。みなさんも機会があれば挑戦してみてくださいね♪

この記事を書いた人

リサコ

Webページ担当、ときどき商品開発。
職人の手仕事が好物の和風OL。キモノ通勤が夢。

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