備蓄食だけで大丈夫ですか?

2015.8.31

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9月1日は「防災の日」ですね。8月30日~9月5日を防災週間としており、様々なメディアから防災に関する情報や過去に起こった出来事が紹介されるようになりますが、皆さんは防災について日頃から意識をしていますか?

前回は、備蓄食における新しい考え方「ローリングストック法」についてご紹介をしましたが、すぐにでも自宅から避難しなければいけなくなった状況では、食糧だけ備えていたのでは自身や家族の身を守るには不十分です。

家の中に危険はないですか?

例えば地震が起こった場合、どのようなことが起こると考えられるでしょうか。

  •  重たい物が棚の上から落ちてくる
  •  割れた窓ガラスや食器が床に散らばって、裸足で歩けなくなる
  •  家具や家電が倒れて身動きがとれなくなる

 

避難の際に、必ず通る部屋や通路が家具で塞がれて通れなくなる等、今まで気づかなかった所に危険が潜んでいるかもしれません。自宅のレイアウトからどのような状況が起こり得るのかシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか。

避難経路と避難場所を確認していますか?

避難場所と一口に言っても、一時的な避難生活を送るための避難所や大災害から逃れるための広域避難場所があり、それぞれ役割が違ってきます。まず、どこに避難すればよいのか、且つそのルートを各自治体のホームページなどで家族の方と確認してみてください。

また、各自治体からは避難所のマップ以外にも、津波や土砂災害等のハザードマップも確認することができます。

自宅の場所はどのような災害に対して注意しなければいけないのか、考えている避難経路は災害時に通行可能なのかも一緒に確認してはいかがでしょうか。

家族との連絡手段を確認していますか?

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災害は家族が揃っているときに発生するとは限りません。

外出時や出勤時等の家族が離れ離れになっているときに被災した場合、家族との連絡手段や、どこで落ち合うのかを話し合っておくことも大切です。

大規模な災害時には、通話が集中して電話がつながりにくくなります。そういった場合に、災害用の伝言サービスや、SNSを活用して連絡を取る方法もあります。

どのようなサービスを用いて連絡を取り合うかを事前に確認をしておくことは、迅速な安否確認が行えると共に貴重な携帯電話のバッテリーの消耗も抑えることにもつながります。

≪ワンポイントアドバイス≫

こういった災害用の伝言サービスを体験できる期間があることをご存知ですか?例えば防災週間である8/30~9/5の期間や、年明けの三が日、毎月1日・15日など、決められた日には各キャリアの災害用伝言板や伝言を音声で残すことができるサービスを体験することができます。

使用方法の確認はもちろんですが、伝言で残すことができる時間にも制限があります。どういった伝言を残すのか決めておくだけで、いざという時に冷静に対処することができると思います。

社会全体で防災について取り組みを行う期間は、日常ではなかなか気が回らないことを考える絶好の機会です。身の回りの状況や非常時の行動を再確認してみてはいかがでしょうか?

クロレラくらぶ 備蓄食におすすめラインナップ

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Pain Vert(ミルククリーム味・こしあん味)
https://www.chlorellaclub.com/painvert/
いつ食べてもしっとりやわらか食感なクロレラ入りの缶詰パンです。
賞味期限は製造から1年あり、1缶でも十分なボリュームがあります。
2種類の味があり、ローリングストック法にも最適な備蓄食です。

クロレラパウダー for Cooking
https://www.sun-han.com/chlorellaclub/powder.html
栄養バランスの良いクロレラパウダーは料理だけでなく、備蓄食としてもおすすめです。
非常時には野菜を摂る機会が少なくなります。
そのようなとき、レトルト食品にササッとクロレラパウダーを一振りでクロレラの栄養素を補うことができます。

この記事を書いた人

文豪(?)石田

生産管理を担当するメガネ男子。
文房具大好き!お気に入りはノック式万年筆。
走り書きのメモをぐしゃぐしゃにする所を頻繁に目撃され「文豪」根付く。

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